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遮蔽計算

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遮蔽計算の概要・目的

遮蔽計算では、エックス線診療室等の管理区域、病室、居住区域境界、および敷地境界における3ヶ月あたりの漏洩実効線量を計算します。施設におけるエックス線装置の稼働状況やエックス線室のレイアウトに基づき、法令で定められた実効線量限度を超過しないかを判断します。遮蔽計算は、主に以下のような目的で行われます。

  • エックス線室を新たに設計する際に、必要な防護(鉛の厚さなど)を把握するとき
  • 既存のエックス線室で装置の更新、位置変更、装置追加が発生したときに、既存の防護状況で実効線量限度を満たしているかを確認するため
  • エックス線室の構造設備を変更するとき(部屋自体のレイアウト変更)
  • 所轄労働基準監督署、保健所などへの提出

遮蔽計算では必要な情報が多く、専門性が求められます。当社では、遮蔽計算書の作成を承っております。遮蔽計算のご検討や、ご不明な点がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

関係法令

・厚生労働省医政局長通知 医政発0315第4号 平成31年3月15日