よくあるご質問（FAQ）

放射線漏洩線量測定とは何ですか？

放射線漏洩線量測定とは、主に病院やクリニックのエックス線室から放射線が外部に漏れているか測定することを指します。
エックス線室の周囲の部屋に放射線が漏洩していないかを確認するために、専用の放射線測定器（サーベイメータ）を用いて測定します。

放射線漏洩線量測定はいつ行う必要がありますか？

主に以下のケースで必要となります。
・6ヶ月を超えない期間ごとに1回の定期的な漏洩線量測定
・エックス線装置の新規導入、更新（入れ替え）、移設時
・開設者変更時（医療法人化や個人成りも含みます）
・エックス線装置およびエックス線診療室の構造設備を変更した場合

定期的な放射線漏洩線量測定は必ず行わなければいけないですか？

はい、必ず実施する必要があります。
医療法施行規則第30条の22により、「診療を開始する前に1回及び診療を開始した後にあっては6月を超えない期間ごとに1回」と定められています。
また、電離放射線障害防止規則第54条など、他の法令においても同様に定められています。

放射線漏洩線量測定はどの施設が対象ですか？医療機関でなければ対象外ですか？

放射線室を保有している施設はすべてが対象となります。
例えば病院やクリニック、歯科診療所などは医療法施行規則第30条の22、動物病院は獣医療法施行規則第18条が主な根拠法です。
また、すべての施設に対して電離放射線障害防止規則第54条が適用されるため、医療機関でなくとも定期的に実施する必要があります。

放射線漏洩線量測定の費用を知りたいです。

漏洩線量測定の種類や装置（管球）の数によって料金は異なりますので、ご連絡いただければお見積いたします。
保健所への届出書類が必要な場合や、施設で保有しているX線装置（管球）の数によっても料金は変動します。
お見積は無料で承りますので、お気軽にお問い合わせください。